ユダヤ人に大富豪が多い秘密

ユダヤ人は世界の人口の1%しかいない。
にもかかわらず。世界の大富豪ベスト500人の中の300人を占めている。
いったいどんな秘密があるのだろうか?

 

先日、私の師匠がセミナーに行かれて聞いてこられた話があまりに興味深かったので紹介します。

 

ユダヤでは、男子の成人は13才、女性は12才。
成人式には、大人になったらどんな事業をするのかを決めて宣言しなければならないらしい。それまでには集団講習がある。その日は安息日を利用する。

 

安息日とは、いわゆる休日、アブラハムの宗教(ユダヤ教キリスト教イスラム教) において、何もしてはならない日と定められた日である。
ユダヤ教の場合、金曜日の夜から、日曜日まで安息日があり、この時はすべての店が休みで、交通機関も止まり、仕事は勿論休み。しかし彼らは実際には休んでおらず、モスクで子どもの教育を行っているというのだ。

 

そして成人式で宣言をした将来の夢に対して、20人の大人がついてブラッシュアップをしていく。「その夢をどのように行動をしていくのか?」、「夢を達成した姿はどのようなものか?」など毎週、毎週宿題を与えられ、優秀な人はユダヤ人のネットワークで、その道のプロに紹介され、そこで修業を積む。一方、宿題をさぼったりすれば、忽ちにコミュニティから外され、自分一人でいきていかなければならないといった、過酷な世界でもある。

 

因みにユダヤ人に一番人気がある職業は学校の先生らしい。しかし、学校の先生になるには、20才で起業しなければならず、かつビジネスで成功する必要があり、そういう人しか先生になれないらしい。日本もこうなってほしいものだと思う。

 

なるほど。人はみな宿命を持って生まれてきます。そして宿命に逆らわずに生きることが、一番幸せな生き方だといわれます。そういう意味からみれば、ユダヤ人のシステムはとても理想的だと思いました。そして私自身にもとても刺激的で参考になる話を聞かせていただいた気がしました。感謝。