ウイルスに負けない生き方〜新型コロナウイルスの真実〜を読んでみた

医学の本は専門用語が多く読みにくい。というのが、これまでの私の印象でした。ところが、この本はとても読みやすく、内容も分かりやすい。私はフォトリーディングや速読などはやっていないので、決して本を読むのは早くないですか、それでも2時間足らずで読めました。

 

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著者は刈谷真繭(‘かりやしんじ)さん。高知大学医学部附属病院の病院教授。

 

内容は、ウイルスとはそもそも何なのか、新型コロナウイルスの何が恐いのかなどの基本知識や世界の現状などから、予防法まで書かれています。

 

私が印象に残ったのは、

ウイルスは、人間の細胞の1000分の1程度の大きさしかなく、私たちの細胞に侵入する以外、その数を増やすことができない。

 

細菌感染症抗生物質で治療できるが、ウイルスによる病気は、ほとんどの場合、身体の免疫力だけで闘病することになる。

 

新型コロナウイルスは金属の銅の表面に付着している場合は4時間生存、ダンボールの表面に付着している場合は24時間、プラスチックやステンレス鋼に付着した場合は72時間生存している。(プリンストン大学の研究チームが発表)

 

新型コロナウイルスのワクチンの一般向けの大量生産は、2021年の夏頃〜年末になる可能性が高い。

 

実際の感染が起こるのは、寝ているときが多い。寝る前に、手、顔、口、鼻を徹底的に綺麗にウイルスの量を減らすことが肝心。

 

実際の死亡率は感染者の0.125%と推定される

 

高齢者、持病のある方、喫煙者はリスクが高い。健康者は、ウイルスのはいっている液体を食道に移し、唾液と一緒に消化するので、病気が発生しにくい。または軽い症状で済むことが多い。

 

など。

 

気になる方は是非本を読まれてみてください。